災害時などの緊急時だけではなく、アウトドアでも便利な非常用電源は、1台持っておくとさまざまな場面で活躍してくれる便利なアイテムです。しかし、ポートの数や容量、出力波形など普段聞き慣れない用語も多く、何を選べば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、非常用電源とは何か、非常用電源の選び方やおすすめの活用法について紹介します。
非常用電源とは、ポータブル電源やポータブルバッテリーなどと呼ばれているもので、電源がない場所や停電時にも電力の供給ができる小型電源のことをいいます。
近年、日本各地で大きな災害が多発しています。非常用電源があれば、台風や地震などの災害時に停電が起きたとしても、スマートフォンの充電や電気製品の使用ができるため、万が一の備えとして非常用電源を購入する方も増えています。
非常用電源を選ぶ場合、容量、出力端子の種類、ポート数、本体の大きさや重量、防水性や安全性、充電方法など、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
非常用電源の容量の項目を見ると、mAh(ミリアンペアアワー)と書かれているものや、Wh(ワットアワー)と書かれているものがあります。
mAhとは、1時間でバッテリーを使い切るときに何mAの電流が流れているかを表す単位のことをいいます。
例えば、5,000mAhの非常用電源の場合、5,000mA(5A)の電流を1時間流すと蓄電池が空になるため、1Aの電気製品であれば5時間使用できるということになります。
Whとは、エネルギーの仕事、熱量、電力量を表す単位のことです。
Whは、電力(W)×時間(h)で求めることができます。例えば、消費電力が200Wのエアコンを2時間つけたときのWhは、200W×2時間(h)=400Whになるということです。
非常用電源の容量と使用する電気製品の消費電力がわかれば、使用可能な時間を求めることができますが、mAh とWhは計算方法が違います。非常用電源の容量を比較して選ぶときは、確認するときはどちらで表示されているのかを間違えないように注意しましょう。
非常用電源には、電気製品のプラグを差し込める端子だけではなく、スマートフォンやタブレットの充電に便利なUSB用の端子やシガーソケット用の端子など、出力端子の種類やポート数が複数あるタイプも販売されています。
ポート数が複数あれば同時に複数のデバイスに送電できるため、非常用電源は、出力端子の種類やポート数を比較しながら選ぶのもおすすめです。
非常用電源を選ぶときは、本体の大きさや重量を比較することも大切です。防災用としてだけでなくアウトドアでも利用したいという方は、持ち運びしやすい非常用電源を選ぶ必要があるでしょう。
災害時にも避難場所に移動する可能性を考慮すると、持ち運びができる非常用電源を選ぶに越したことはないため、非常用電源を選ぶときは、大きさや重量も比較して選びましょう。
屋外での使用も想定される非常用電源は、防水性の高いものを選ぶ必要があります。また、PSE検査に合格した安全性の高い非常用電源を購入するようにしましょう。
非常用電源には、家庭用のコンセントで充電する以外にも、車のシガーソケットから充電できる非常用電源やソーラーパネルを使って充電ができる非常用電源があります。ソーラーパネルで充電できる非常用電源であれば、太陽光で充電ができるため、災害時に停電が長引いてしまっても安心です。
非常用電源を選ぶときは、目的に合わせて充電方法も比較しながら選ぶと良いでしょう。
非常用電源は、災害などの非常時はもちろんですが、キャンプなどのアウトドア、DIY、園芸など普段の生活にも使うことができます。
アウトドアに非常用電源が1台あると、スマートフォンやタブレットの充電ができるだけではなく、オーブントースターやコーヒーメーカーなどの小型家電を使って火をおこさずに調理を楽しんだり、電気ストーブや電気毛布、扇風機や冷蔵庫などの電気製品を使って寒さ対策や暑さ対策をしたりと、アウトドアを快適に楽しむことができます。
最近では、DIYを楽しむ方が増えていますね。ですが、ちょっと大きめな物作りをしたいときは、家の中で作業をするのは難しいこともあります。そんなときに非常用電源があれば、外でも電動工具を使って作業をすることが可能です。
非常用電源があれば、園芸やお庭の手入れをするときに電動機器を使って作業を行うことができます。さらに、扇風機や電気ストーブを使いながら作業することもできるため、屋外での作業も快適です。
非常用電源としておすすめしたいのが、ポータブル電源Aiper(アイパー)です。
ポータブル電源Aiper(アイパー)は、AC、DCおよびUSBポートを備えたポータブル電源で、緊急・災害時などのバックアップ用電源としてはもちろん、車中泊グッズ・旅行・釣りなどのアウトドア電源としても活用しやすいよう大容量なのに軽量で、持ち運びしやすいのが特徴です。
また、本体ケースには防火性に優れた軽くて丈夫な筐体を採用し、安全性にも優れています。出力端子は、AC出力だけではなく、USB、Type-Cが使えるため、スマートフォンやタブレットも直接充電することができ、最大8台のデバイスを同時充電することが可能です。
非常用電源は、災害時はもちろんですが、アウトドアや屋外での作業、庭でバーベキューなどを楽しむときなど、あらゆる場面で利用することができます。非常用電源をお探しの方は、ぜひポータブル電源Aiper(アイパー)をご検討ください。